カート・購入|2026.03.13

カートのリスク先回り事例をもっと見る

カート画面でユーザーのリスクに先回りして答える添え言葉の事例を5サイト紹介します。

宮永邦彦
代表取締役 宮永邦彦
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この記事は 「ご注意ください」— カートでリスクを先回り開示して信頼をつくる添え言葉 の補足記事です。同じパターンの事例をさらに紹介します。

事例

HANKYU HANSHIN E-STORES — 在庫未確保を冒頭で率直に伝える

阪急阪神百貨店オンラインストアのカート画面。「ショッピングバッグに商品を入れた状態では在庫は確保されていません。」と表示
HANKYU HANSHIN E-STORES

HANKYU HANSHIN E-STORESではカート最上部に 「ショッピングバッグに商品を入れた状態では在庫は確保されていません。在庫の確保は、ご注文手続きが完了した時点となります。」 と明記しています。「いつ確保されるのか」まで具体的に伝えることで、ユーザーに早めの注文完了を促しています。

💡 さらに改善するとしたら

注意文の末尾を「ご了承ください」で終わらせず、「お早めのご注文手続きをおすすめします」のようにユーザーが取るべき具体的なアクションで締めくくると、単なる免責ではなく行動を促すメッセージに変わる。 「Microcopy: The Complete Guide」Chapter 7: Error Messages

XPRICE — 「30分間保持」で在庫の不安を数字で打ち消す

XPRICEのカート画面。「カート内容は30分間保持されます。」と表示
XPRICE

XPRICEでは 「カートに追加した時と在庫状況や価格が異なることがあります。カート内容は30分間保持されます。」 と表示。在庫や価格の変動リスクを正直に伝えつつ、「30分間」という具体的な数字で安心感につながっています。「しばらく」ではなく明確な時間を示すことで、ユーザーは自分の判断時間を把握できます。

ドゥクラッセ — 「交換はいつでも送料無料」で返品リスクを打ち消す

ドゥクラッセのカート画面。「交換はいつでも送料無料」と赤字で表示されている
ドゥクラッセ

アパレル通販のドゥクラッセでは、カート画面に 「交換はいつでも送料無料」 と赤字で大きく表示し、「交換時の送料はDoCLASSEが負担します。」と補足しています。オンラインでの衣料品購入では「サイズが合わなかったらどうしよう」が最大の不安。その不安をカートの中で正面から受け止め、ブランド側が送料を負担すると明示することで購入のハードルを下げています。

オルビス — 送料・配送・返品の3点セットでリスクを一掃

オルビスのカート画面。「初回なら1点からでも送料無料」「最短で次の日にお届け」「30日間返品OK!」と表示
オルビス

オルビスではカートの合計金額直下に「初回なら1点からでも 送料無料 」「最短で次の日にお届け」「 30日間返品OK! 」の3行を配置。金銭的リスク(送料)、時間的リスク(いつ届く?)、機能的リスク(合わなかったら?)の3つを一気に解消する構成です。「30日間」という数字が、試してみることへの心理的ハードルを下げています。

ロッピング — まとめ発送のルールを注文ボタン直前に

ロッピングのカート画面。「お届け納期が異なる商品を同時に注文された場合、最も納期が遅い商品にあわせてまとめて発送いたします。」と表示
ロッピング

テレビ朝日グループの通販サイトロッピングでは、「注文に進む」ボタンの直上に 「お届け納期が異なる商品を同時に注文された場合、最も納期が遅い商品にあわせてまとめて発送いたします。」 と表示。複数商品をまとめ買いしたときの「いつ届くの?」という時間的リスクに、発送ルールを明示して答えています。「注文完了メールをご確認ください」と確認方法まで案内している点も丁寧です。

紹介サイト

  • HANKYU HANSHIN E-STORES — 阪急阪神百貨店の公式オンラインストア。ファッション・ビューティー・フード・ギフトを展開
  • XPRICE — 家電・家具・食品など幅広いジャンルを激安価格で販売する総合通販
  • ドゥクラッセ — 40代・50代向けレディース・メンズファッション。交換送料無料が強み
  • オルビス — スキンケア・コスメの直販。初回送料無料・30日間返品保証
  • ロッピング — テレビ朝日グループの通販サイト。番組連動商品を中心に販売
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