ボタン文言に価値を込める事例をもっと見る
CTAボタンのラベルやその周辺にユーザーが得る価値を書き込んだ事例を、さらに5サイト紹介します。
この記事は 「カートに入れる」を超える — ボタン文言に価値を込める添え言葉 の補足記事です。同じパターンの事例をさらに紹介します。
事例
ロッピング — 「あとで買う」で購買意図をそのままラベルに

ロッピングでは、「カートに入れる」「今すぐ買う」に続く3番目のボタンに 「あとで買うリストに追加」 と表記しています。多くのサイトが「お気に入りに登録」「ウィッシュリストに追加」とする機能ですが、「あとで買う」はユーザーがそのボタンを押す動機そのもの。テレビ通販と連動したサイトだけに、「今すぐは買わないけど気になる」という状況と完全に一致した言葉です。
「あとで買うリストに追加」した後の確認メッセージで、「リストの商品が値下げされたらお知らせします」のように通知のベネフィットを伝えると、リスト登録の価値がさらに高まり、再訪への動機づけにもなる。 「Microcopy: The Complete Guide」Chapter 8: Success Messages
ECカレント — 価格直下に会員特典のクリックトリガー

ECカレントでは、価格表示のすぐ下に 「会員登録(無料)で特別価格あり ログインしてチェック!」 という赤いバナー型リンクを配置しています。「(無料)」が費用の不安を消し、「特別価格あり」がベネフィットを明示。価格という判断の要のすぐ下に置くことで、「会員なら安くなるかも」と次のアクションへ自然に誘導しています。
「特別価格あり」という曖昧な表現を「会員なら¥○○○おトク」のように具体的な割引額で示すと、ログインする動機がさらに強まる。 「Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー [第2版]」第3章 コンバージョンボタンのマイクロコピー — 3-9
Yunth — AmazonPayの上に「ワンクリックで簡単」の見出し

Yunthの購入手続き画面では、AmazonPayボタンの直上に 「ワンクリックで簡単お申込みする!」 という見出しが置かれています。通常は「Amazonアカウントをお持ちの方」と手段を説明するところを、「ワンクリック」「簡単」というベネフィットワードを前面に出すことで、フォーム入力の手間を省けるという利便性が最初に目に入る構成です。
大丸松坂屋オンラインストア — カート追加モーダルで2つの選択肢を明示

大丸松坂屋オンラインストアでは、カートに商品を入れた直後のモーダルに 「お買い物を続ける」 と 「ご注文手続きへ」 の2つのCTAを表示。商品名・価格・数量の確認とともに次の行動を2方向から明示することで、「次にどうすればいいか」という迷いを解消しています。「ご注文手続きへ」という柔らかい表現も、百貨店ブランドの丁寧なトーンに合っています。
ナチュラム — 絞り込みボタンに「(1,731件)」と件数を即時表示

ナチュラムの絞り込みパネルでは、最下部のボタンに 「検索結果を表示(1,731件)」 と件数を表示。条件を変更するたびにリアルタイムで件数が更新されるため、ユーザーは「絞り込みすぎて商品がゼロになるかも」という不安なくボタンを押せます。アクション名だけでなく「得られる結果の規模」まで含めたボタンラベルの好例です。
件数が0件になった場合に「条件に一致する商品がありません。 「Microcopy: The Complete Guide」Chapter 9: Empty States
紹介サイト
- ロッピング — テレビ朝日グループ運営の通販サイト。番組連動商品を中心に幅広いジャンルを販売
- ECカレント — 家電・PC・カメラ専門の通販サイト。ポイント還元やセールが充実
- Yunth — 生ビタミンC美容液を中心とした国産スキンケアブランド
- 大丸松坂屋オンラインストア — 大丸・松坂屋百貨店の公式通販。ギフト・贈答品が充実
- ナチュラム — 釣り・キャンプなどアウトドア専門の通販サイト


