コンテキストを汲み取る添え言葉の事例をもっと見る
ユーザーの状況や経験に合わせた添え言葉は、さまざまなサイトで工夫されています。8サイトの実例を集めました。
この記事は 「あなたの状況、わかってます」— コンテキストを汲み取る添え言葉の力 の補足記事です。同じパターンの事例をさらに紹介します。
事例
匠本舗 — 食べ方ごとに人数目安を切り替える

匠本舗では、カニの商品詳細に「控えめ(カニをサイドメニューとして)7〜8人前」「スタンダード(カニをメインメニューとして)5〜7人前」「ガッツリ(カニだけでお腹いっぱいに)3〜5人前」と3段階の人数目安を掲載しています。同じ量でも食べ方の文脈によって適正人数はまったく違うという点を、直感的なラベルで示した好例です。
神戸レタス — 身長別タブで「自分に合う動画」を即座に見つけられる

神戸レタスの動画セクションには 「低身長動画」「高身長動画」 というタブが用意されています。「このモデルさんと自分は身長が違うから参考にならない」というファッション通販特有の不安を、タブラベルに身長というコンテキストを入れるだけで解消しています。
「低身長動画(155cm以下)」「高身長動画(165cm以上)」のように具体的な身長レンジを併記すると、自分がどちらに該当するか迷うユーザーも即座に判断できる。 「Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー [第2版]」第3章 コンバージョンボタンのマイクロコピー — 3-9
神戸フランツ — eギフトの住所入力で「贈り主にはバレない」と一言

神戸フランツのeギフト受取手順では、住所入力欄に 「※入力した情報は、贈り主にはわからない仕組みです」 と添えています。eギフトで住所を入力する受取人が最も気にする「贈り主に住所がバレるのでは」という不安に、入力を促すタイミングで的確に答えています。
生活堂 — 「ご家族との検討時などに!」でLINEシェアの使いどころを示す

生活堂の商品詳細ページでは、LINEシェアボタンに 「ご家族との検討時などに!」 という一文を添えています。住宅設備は高単価で工事を伴うため、家族と相談して決めるのが一般的。その購買文脈を読んだ一言が、シェアという行動に意味を与えています。
プロアクティブ — 「利用中」と「検討中」で問い合わせ先を分ける

プロアクティブのFAQページでは、電話問い合わせ先を 「ご利用中のお客さま」 と 「ご購入を検討中のお客さま」 の2種類に分けています。FAQを訪れるユーザーの状況は「既に使っていて問題がある人」と「購入を迷っている人」で異なり、それぞれのラベルが「自分向けの窓口だ」と判断させます。
電話問い合わせ先に加えて、チャットやフォームなど電話以外の問い合わせ手段も同じセクションに並べると、電話が苦手なユーザーの離脱を防げる。 「Microcopy: The Complete Guide」Chapter 6: Contact Us
ロッピング — 「買い忘れないですか?」とカートで語りかける

ロッピングのカートページでは、閲覧履歴セクションの見出しが 「買い忘れないですか?最近見た商品」 になっています。「閲覧履歴」という事務的な表現ではなく、チェックアウト直前という文脈で自然な語りかけに変えることで、ユーザーに気づきを与えています。
「買い忘れないですか?」に加えて、送料無料条件まであといくらかを表示できると、「あと○円で送料無料」という追加購入の動機と「買い忘れ防止」のメッセージが連動し、客単価向上にもつながる。 「Webコピーライティングの新常識 ザ・マイクロコピー [第2版]」第3章 コンバージョンボタンのマイクロコピー — 3-11
オートウェイ — 「日中連絡がつく番号を」で電話番号の用途を伝える

オートウェイの会員登録フォームでは、電話番号欄に 「※日中連絡がつく電話番号をご記入ください」 と注記しています。タイヤを取付店に直送するサービスのため、配送確認や取付予約で日中に連絡する必要がある。その業務文脈を一言で伝えることで、「営業電話が来るのでは」という警戒心を和らげています。
リカマンオンライン — カートボタンに年齢確認を溶け込ませる

リカマンオンラインのカートページでは、レジに進むボタンが 「20歳以上です。(先へ進む)」 になっています。酒類ECという業種の法的制約をボタン文言に溶け込ませ、別途ポップアップやチェックボックスを設けることなく、購入フローを中断させずに年齢確認を完了させる工夫です。
ボタン上部の「20歳以上の方のみ、下記ボタンをクリックしてください。 「Microcopy: The Complete Guide」Chapter 3: Microcopy That Motivates Action


